歴史、音楽、サッカーをテーマに、ヨーロッパ各国とアメリカ各州を歩いた旅の記録です。アジアも少し歩き始めました。

ヨーロッパの旅は、バルセロナやドルトムントなど有力サッカーチームの試合観戦と古代ローマなど西洋史の舞台や遺跡を巡ります。

アメリカ各州の旅は、ポピュラー音楽を楽しみつつ、その歩みや歌詞を手掛かりに、各地の文化、歴史と触れ合います。移民大国、人種のサラダボウルと呼ばれる国、アメリカ。生み出される音楽も実に多種多様です。以下はこの旅で出会った音楽です。

country music (カントリー)、western swing (ウェスタンスウィング)、roots rock (ルーツロック)、southern rock (サザンロック)、pops (ポップス)、bluegrass music (ブルーグラス)、folk music (フォーク)、mountain music (アパラチア山脈の伝統音楽)、blues (ブルーズ)、R&B、soul music (ソウル)、Dixieland jazz (ディキシーランドジャズ)、cajun music (ケイジャン)、zydeco (ザディコ)、minstrelsy (ミンストレルシ)                      (タイトル写真) Pensacola Beach,Florida,USA
     

7/16/2015

33. 南部の大物



南部出身のグラミーウィナー、ダリアス・ラッカーのヒット曲に「サザン・スタイル」という曲がある。このブログ31でふれた彼の曲「サザン・ステート・オブ・マインド」と似たタイトル。これも南部を知る参考になりそう。聴いてみた。



      "Southern Style"  by Darius Rucker

途中、次のような歌詞が出てきます。

A Billy Graham fan like her mother
Wants her daddy and both brothers
To walk her down the aisle
She likes oysters raw for dinner,
Lil Wayne and Lynyrd Skynyrd


(邦訳)

(南部人の彼女は)
母親と同じビリー・グラハムのファン。
 父親と二人の兄弟には一緒にヴァージンロードを歩いてもらいたいと願う。
生ガキがディナーの好物で、
リル・ウェインとレイナード・スキナードが好き。

Wikiによると、ビリー・グラハムは、現代アメリカの最も著名なキリスト教(南部バプテスト教会)の福音伝道師、牧師、神学校教師、福音派キリスト者。アメリカの大統領の霊的助言者であり、ニクソン大統領の就任式の祈祷を担当した人物。

歴代の大統領にも影響を与えるとは、何ちゅう大物やねん。彼も南部バプティストです。


ちなみに、歌詞に出てくるリル・ウェインは南部出身のラッパー。レイナード・スキナードは伝説のサザンロックバンド。飛行機事故は衝撃だった。 "Sweet Home Alabama"は今も流れている。

南部は、家族の結束が強い土地柄。ヴァージンロードへの思いは、その表れと思う。

一つ分からないのが、生ガキ。ボストンでは人気だけど、ミドルジョージアでは、聞いたことない。チャールストンやサバンナなど、南部でも東海岸の人なのかな? 


調べてみた。サウスカロライナ州チャールストンはシーフードが人気。大ぶりの生ガキもオススメらしい。ミドルジョージアは、魚フライしか無い(T . T)
行きたいなイーストコースト。

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