歴史、音楽、サッカーをテーマに、ヨーロッパ各国とアメリカ各州を歩いた旅の記録です。アジアも少し歩き始めました。

ヨーロッパの旅は、バルセロナやドルトムントなど有力サッカーチームの試合観戦と古代ローマなど西洋史の舞台や遺跡を巡ります。

アメリカ各州の旅は、ポピュラー音楽を楽しみつつ、その歩みや歌詞を手掛かりに、各地の文化、歴史と触れ合います。移民大国、人種のサラダボウルと呼ばれる国、アメリカ。生み出される音楽も実に多種多様です。以下はこの旅で出会った音楽です。

country music (カントリー)、western swing (ウェスタンスウィング)、roots rock (ルーツロック)、southern rock (サザンロック)、pops (ポップス)、bluegrass music (ブルーグラス)、folk music (フォーク)、mountain music (アパラチア山脈の伝統音楽)、blues (ブルーズ)、R&B、soul music (ソウル)、Dixieland jazz (ディキシーランドジャズ)、cajun music (ケイジャン)、zydeco (ザディコ)、minstrelsy (ミンストレルシ)                      (タイトル写真) Pensacola Beach,Florida,USA
     

7/14/2015

29. ブルーリッジ・ミュージックセンター ポピュラー音楽の原点とは?



- 平成27年7月10日金曜日 11:29
 
Blue Ridge Music Center は、Blue Ridge Park Way 沿いにある。
バージニア州のGalax 中心部から車で10分くらい。




午後から生演奏がある。先に展示物を見学しよう。



- 平成27年7月10日金曜日 11:45
入り口を入ると、展示施設があり、アパラチアの音楽史を学べるようになっている。

初期のバンジョーとフィドル



ブルーリッジに住む家族にとって、音楽は日常生活の必需品だった。楽器を演奏し、歌い、そして踊った。



アパラチアの農民たちがバンジョーを演奏し始めた時期は、正確にはわかっていないが、1630年〜1770年の間らしい。


海を渡ってきた楽器たち
ヨーロッパからは、フィドルやダルシマーが伝来した。
西アフリカからは、打楽器とバンジョー。



アパラチアン・ダルシマー 



ダルシマーはもともとヨーロッパの楽器。
横にして弾く。ピアノの原型ともいわれる。








1850年代には、著しい領土拡大を成し遂げたアメリカ。
西部へ通過地点だったアパラチアは、音楽を西に広げることに貢献した。









1843年に始まる Minstrelsy(ミンストルシ) がポピュラー音楽の始まり。
 Minstrelsy は、白人が顔を黒く塗り、黒人奴隷の真似をして歌い踊るパフォーマンス。
バカにした感じだが、おかげで、バンジョーが白人に広く普及するきっかけになった。


左右は同一人物





。 
Mountain Musicは 、1920年代からのラジオの普及により、広まっていく。

隣では、生演奏が始まった。



 

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