歴史、音楽、サッカーをテーマに、ヨーロッパ各国とアメリカ各州を歩いた旅の記録です。アジアも少し歩き始めました。

ヨーロッパの旅は、バルセロナやドルトムントなど有力サッカーチームの試合観戦と古代ローマなど西洋史の舞台や遺跡を巡ります。

アメリカ各州の旅は、ポピュラー音楽を楽しみつつ、その歩みや歌詞を手掛かりに、各地の文化、歴史と触れ合います。移民大国、人種のサラダボウルと呼ばれる国、アメリカ。生み出される音楽も実に多種多様です。以下はこの旅で出会った音楽です。

country music (カントリー)、western swing (ウェスタンスウィング)、roots rock (ルーツロック)、southern rock (サザンロック)、pops (ポップス)、bluegrass music (ブルーグラス)、folk music (フォーク)、mountain music (アパラチア山脈の伝統音楽)、blues (ブルーズ)、R&B、soul music (ソウル)、Dixieland jazz (ディキシーランドジャズ)、cajun music (ケイジャン)、zydeco (ザディコ)、minstrelsy (ミンストレルシ)                      (タイトル写真) Pensacola Beach,Florida,USA
     

8/01/2016

11. バンコク市内6 タイ飯


タイ飯なら、ガイドブックに載ってる高級店もいいけど、一人は入りにくい。地元のフードコートに行くのが手っ取り早い。

40 〜60バーツ(約120円〜180円)でいろんなメニューがある。ただし、日本語は全く通じないし、英語も通じるかどうか不安だなあ。

1. スーパーマーケットTops(アソーク駅すぐ)

ロビンソンデパートの地下にあるから、行きやすい。店内にフードコートがあるし、出口にあるタイ式マッサージ(400バーツ/1h)も、夕方は順番待ちが出る盛況ぶり。ここで一通り済ますことができるので、一人歩きの旅人には大変便利。

メニュー看板に写真と英語の説明があるので、これを頼りに料理人に直接オーダーする。

ただ、英語が通じない料理人もいるので、身振り手振りでなんとか頑張る。せめて、メニューに番号がふってあれば、外国人がもっと注文しやすいのに・・・。

でも貴重なネイティブ体験でした。


スーパーTopsにあるフードコート


豚肉とイカのピリ辛炒めライス

2. ゲートウェイ・エカマイ(エカマイ駅直結)
http://www.bangkoknavi.com/shop/257/

ここは日本のレストラン街かと思うくらい、日本食が多い。日本がコンセプトになってるらしい。

入口は鳥居とUCCの喫茶店


すき家、つるは薬局等おなじみの店が並ぶ
日本のかき氷専門店「えびす庵」も進出 
氷のきめが細かく、まさに日本流だ。
マンゴーミルクが108バーツ
(約330円)!

ここで牛丼屋に入ったら意味が無いので、敢えて日本食をスルーして、地下のフードコートへ。ここは地元飯もある。
Fish Maw が40バーツ。何じゃこりゃ 注文してみる。中華風のタイ麺かな? 癖のない味。







後で調べたら、Maw とは魚の浮袋のことだった(・・;)


3. 日本のデパート
 伊勢丹がチットロムにあるので、行ってみたが、日本人御用達のデパート感満載。紀伊国屋書店、スーパーマーケットもあり大変便利。庶民派のフードコートが無いのはやむなし。

バンコクには、他に東急デパートがあり、来年には高島屋も進出するようだ。



エピローグ

3泊5日の旅行中、日本企業の名前を数多く見かけたし、コンビニも日本ブランドが席巻している。日本とタイの結びつきは根強いものを感じた。日本を信頼してくれる人が多いのは、大変嬉しいことだ。道を尋ねてもみんな親切だった。

一方、気分を害したのは中国人。エレベーターから降りる私を押し戻すように先に乗ってくる若い中国人ツアー客。中国人同士で注意し合う事もない。


さて、駆け足のタイ旅行記はこれでおしまいです。お読みいただきありがとうこざいました。

10. バンコク市内5 タイで最も高い建物

タイで最も高い建物は、バンコクにあるバイヨークホテルだ。84階建、最上階に回転展望台、82階に展望レストラン(昼のビュッフェ800バーツ)がある。

高速エレベーターであがってみたら、この絶景だった。
ビュッフェの料理は、タイ風だけでなく麺類やピザ等各国の料理が並ぶが、グレードはいまいち。寿司もあるが日本の寿司とは程遠く、一目で食べるのをあきらめた。


9. バンコク市内4 レスターの岡崎選手


免税品店King Powerに立ち寄る。サッカー日本代表の岡崎選手の特大写真が目につく。所属するレスターのユニフォームも飾ってある。

そうか!! King  Power の創業者は、前シーズンのイングランドプレミアリーグの覇者レスターシティーFCのオーナーだった。タイ人で、ホテルも経営する大資産家らしい。レスターのホームスタジアムもKing Power Stadiumだしね






King Power 免税店の内部
レスターシティーのグッズが並ぶ

8. バンコク市内3 エメラルド寺院と王宮


エメラルド寺院に到着。カラフルなトカゲが出迎えてくれた。







エメラルド寺院 中国人観光客で大混雑


エメラルド寺院 中は撮影禁止
エメラルド寺院は、タイ王室のお寺。その仏像はエメラルドで装飾されているので、この名がある。

それにしても、中国人観光客の多いこと(・・;)


現在のタイ王宮 公式行事はここで催される。
エメラルド寺院に隣接するのがタイの宮殿。ラマ9 世の催事がとり行われる。ただ、住まいは別にあるので、皇居とは違う。

7. バンコク市内2 涅槃仏寺院(ワット・ポー)



黄金の涅槃仏 (ワット・ポー)
シアトル(米国)のロックバンド名として知られる
 "ニルバーナ"という言葉。
元はサンスクリット語で、「仏の死」を意味する。
仏が横たわるとは、仏のニルバーナ状態を表している。
仏教の言葉では「涅槃 (ねはん)」。
だから、黄金の寝仏があるワット・ポーは、日本語では、「涅槃仏寺院」と呼ばれている。


仏の足の裏








6. バンコク市内1  暁の寺(ワット・アルン)


チャオプラヤ河 対岸がワット・アルン
2016.7.28
アユタヤツアーの翌日はバンコク市内を巡る。まずは、チャオプラヤ河を渡り、暁の寺(ワット・アルン)に向かう。雨季というのに、いい天気。チャオプラヤの水質も昔より改善しているみたいだ。



残念ながら工事中


ワット・アルンの急な石段
工事中で石段は途中までしか行けない。

帰りの船着場  5年前(2011)の水害の痕跡
2011年の水害は、タイ史上最悪で、ホンダやソニーなどの日本企業の工場も冠水し操業停止に追い込まれた。

5. アユタヤ遺跡3 ワット・ヤイチャイモンゴン (Wat Yaichaimongkhol)


ワット・ヤイチャイモンゴン (Wat Yaichaimongkhol)の入口

ワット・ヤイチャイモンゴン の涅槃仏


ワット・ヤイチャイモンゴンは、仏暦1900年(西暦1357年)に仏教学校として建てられたのが起源らしい。



戦勝祈念塔

アユタヤの時代には、騎馬戦ならぬ騎象で、ミヤンマー国王との一騎打ち勝負に勝利し、アユタヤ国を守ったという有名な国王の伝説があるらしい。

その時勝利したアユタヤ国王が戦勝を記念して建てた塔。






4. アユタヤ遺跡2 ワット・プラシサンペット(Wat Phrasisanpeth)






ワット・プラシサンペット(Wat Phrasisanpeth)



ワット・プラシサンペット(Wat Phrasisanpeth)


ワット・プラシサンペット(Wat Phrasisanpeth)は、当時の王宮の敷地に設営された王室専用寺院。西暦1448年に建立された。3つの塔には、国王の遺灰が
3代にわたり保存されている。

元は赤いレンガ造りのようだが、崩れるのを防ぐためか一部をセメントで覆ってしまい、外観が灰色になっているのがちょっと残念。レンガを残したまま修復できなかったものか・・・。





フラモンゴンのブロンズ仏像
タイでも最大級のブロンズ仏像で、12.45 mの高さがある。西暦1448年〜1602 年の間に建設された。
フラモンゴンのブロンズ仏像の入口

近くにある大きな菩提樹 
タイとミャンマーとの親善の木だそうで、
確かに手を繋いでいるように見える。



3. アユタヤ遺跡1 ワット・マハタート(Wat Mahathat)

2016.7.27

アユタヤ遺跡とは、14~18世紀に栄えたアユタヤ王朝の寺院(ワット)、宮殿の遺跡群。世界遺産に登録されている。

バンコク市内からは、順調ならバスで約1時間の距離。半日のお手頃ツアーがバンコクから出ている。

アユタヤは四方を川に守られている 

タイ王国の略史(外務省HPを元に作成)

13世紀       スコータイ王朝
14~18世紀       アユタヤ王朝
1767~1782       トンブリー王朝
1782~現在             チャックリー王朝
 
1932年       立憲革命

現在の国王はラマⅨ世。政治的には、2014年の軍によるクーデターにより、現在は軍事政権下にある。

ワット・マハタート(Wat Mahathat)入口


ワット・マハタート(Wat Mahathat)
ワット・マハタート(Wat Mahathat)は、アユタヤ王朝時代の寺院。ミヤンマー(ビルマ)に激しく攻撃されたらしく、2000年前のローマ帝国の遺跡かと思うくらい崩壊している。

赤い色はレンガ。貝殻を砕きモルタルにして貼り重ねている。


木に隠れて破壊を免れた
ワット・マハタートの仏頭



八角形の仏塔








2. バンコクの電車事情


バンコクの中心部
タイ王国は総人口6700万人(2010年)、首都バンコクは820万人の大都市。



エアポートリンク(ARL) 



20年以上前、タイに初めて来た時は、バンコク市内を巡る電車など無かったし、混雑した道路の中をタクシーで移動した記憶がある。

ところが今では、地下鉄やモノレールが走り、駅前には巨大なショッピングセンター。タイムマシーンでいきなり未来に来た気分だ。

バンコク中心部の電車路線は、地下鉄(MRT),スカイトレイン(BTS),エアポートリンク(ARL)の3種類6路線。

早速乗り継いでみたが、日本の都市交通とは幾つか異なる点があった。東京なら、地下鉄、私鉄、JRが相互乗入れしているが、バンコクは完全分離のようだ。


スカイトレイン(BTS)




とにかく 運賃が安い!一駅15〜16バーツ(3/1タイバーツ)。雨が多く道路が混雑気味のバンコクでは、車やバイクタクシーより安全、確実。

しかし日本人旅行客の立場でみると、まだ不便に感じることもある。列挙してみた。もっとも、1.さえ解決すれば、他も全て解決する。


1. 共通カードが無い。
 スイカやPASMOのような、誰もが使える全路線共通の磁気カードが無い。旅行客は、乗換えの都度、並んで切符を買わなければならない。MRTは自動販売機が少なく、結構長い列になる時間帯もある。

2. 切符自販機がいきなり停止する。
 MRTでの経験。切符自販機の列に並んでいる最中に、その自販機がいきなり"out of order" と表示して販売中止になり、別の自販機に並び直した事が2回あった。客のミスでもないのに止まるから、並んでいても落ち着かない

3. 切符自販機はお札が使えない(BTS)。
 お札しか無い時は不便。日中は、両替専用窓口があるので、ここでコインに替えてくれるが、二度手間だ。また、夜になると両替窓口は閉まってしまう。

4.  窓口で切符を売らない
    BTS での出来事。お札しか無いので、自販機でなく、駅の窓口で切符を買おうとして、行先を告げた。しかし窓口の駅員はコインに両替しただけ。 結局、また切符自販機の列に並ばされる。どうも窓口で切符は売らないらしい。なんでやねん!

5. 使えるコインに制限がある。
 そのコインだが、1、5、10バーツコインしか使えない。2バーツコインが使えないのだ。
 結果、財布には2バーツコインばかり溜まってくる ことに^^;

6. 精算機が無い
  BTSの25バーツ区間を買おうとして、誤って15バーツの切符を購入してしまった。降車駅で精算しようとしたけど、自動精算機は無い。やむなく10 バーツを添えて窓口の駅員に申し出る。でも・・・そのまま通してはくれない。精算券を発行し自動改札を通る方法しか無いみたい。

 その精算券だが、その駅員の手元には発行する機械が無く、別の係員の席に持っていき、精算券を発行して持ってきてくれる。往復する時間が無駄。


1. タイに入国











ドンムアン空港
2016.7.26

タイ時間の14時20分、タイの首都、バンコクのドンムアン空港に着陸。
成田から約6時間のフライト。時差は-2時間だ。

2008年には、反政府デモ隊に占拠され、日本でも大きなニュースになったこの空港。勿論今の姿はからは、想像もできないが、クーデタが頻発する国だけに、安心は出来ない。

入国後、送迎バスでホテルへ向かう。バスの中で、タイ人のガイドから様々な注意を受ける。

入国審査時、パスポート番号や滞在先を記入した入国カードを提出するのは他国と同じだが、タイでは出国カードもあるのが特徴だ。

入国カードと対になっていて、ブルーのスタンプを押して、白紙のまま返してくれる。

この出国カードは、帰国時に、氏名や搭乗便名を書いて、提出しなければならない。

何故、出国する時もカードの提出が必要なのかな ?

でも、タイは2014年のクーデタ以降、軍事政権が続いている国。先月まで、政治家の出国を禁止していたらしい。





2/05/2016

23. メキシコ湾岸を東へ


- 平成28年2月4日木曜日 15:10

ルイジアナ州を後に帰路東に向かう。

行きとはルートを少し変えて、できるだけメキシコ湾岸を東に向け走ってみることにした。
ミシシッピ州、アラバマ州を通りフロリダ州ペンサコウラを目指す。


メキシコ湾



メキシコ湾岸を東へ向かうルート
1. ミシシッピ州の海岸線

ミシシッピ州に入る


I-10(インターステートハイウェイ10号線)をルイジアナ州から東に走りミシシッピ州に入った。I-10から南に迂回して州道90号線に入る。


Mississippi Gulf Coast

ミシシッピ湾の沿岸ギリギリを走る90号線。車窓からみる海と白砂のビーチは絶景。ここのビーチの周辺には大きな街が無く、人も少ないので穴場だと思う。


ミシシッピ州のビーチ沿いを走る90号線
(パス・クリスチャン付近)


ミシシッピ湾岸の町



90号線からミシシッピー湾を望む
                               

2. アラバマ州の湾岸



レイナード・スキナードの曲 "Sweet Home Alabama"は、
アラバマ州のキャッチフレーズになっている。


再び1-10 に戻り、アラバマ州に入る。



Mobileのダウンタウン
- 平成28年2月5日金曜日 10:15


アラバマ州Mobile市で一泊し、翌朝フロリダ州ペンサコウラに向けて走る。行きに通ったアラバマ州の内陸部モントゴメリーは、日中も車が少なく活気がない街だったが、メキシコ湾岸のMobile市は車も多く活発。

Mobleの発音について娘と議論になる。

そこで問題です。
Mobleの発音(最も近い日本語表記)は次のどれでしょう?  

1.モーバル (モにアクセント)
2.モビール (ビにアクセント)
3.モバイル (バ にアクセント)
戦艦アラバマ(Mobile, AL) 第二次大戦後退役


正解は 2 !!


普通は1のアクセント。普通名詞や形容詞で使われる。
ところが、"Mobile"という都市名になると2のアクセントになる。
 3.はイギリス系のアクセント。

同じスペルでもアクセントはいろいろ(◎_◎)

3. フロリダ北西部の海岸線


アラバマ州モビールからフロリダ州ペンサコウラへ


翌朝、アラバマ州モビール(Mobile)を出発し、すぐ隣りのフロリダ州北西部ペンサコウラ(Pensacola)に向かう。
フロリダ州は半島を南へ下るのもいいが、北西部にも白砂の素晴らしいビーチがある。この海岸線は道路が海のすぐ脇を通ってるし。







フロリダ州ペンサコウラ(Pensacola)のウェルカムセンターに立ち寄る。ビーチが有名だが、ダウンタウンのショッピングも楽しいらしい。
 


ペンサウコラ・ビーチ




とにかくながーい砂浜  

夏のビーチはカニがたくさん出没するらしい。


釣り客向けに桟橋もある

さて、この夜、ジョージアに帰りつきました。
読んでいただいた皆さん どうもありがとう。