歴史、音楽、サッカーをテーマに、ヨーロッパ各国とアメリカ各州を歩いた旅の記録です。アジアも少し歩き始めました。

ヨーロッパの旅は、バルセロナやドルトムントなど有力サッカーチームの試合観戦と古代ローマなど西洋史の舞台や遺跡を巡ります。

アメリカ各州の旅は、ポピュラー音楽を楽しみつつ、その歩みや歌詞を手掛かりに、各地の文化、歴史と触れ合います。移民大国、人種のサラダボウルと呼ばれる国、アメリカ。生み出される音楽も実に多種多様です。以下はこの旅で出会った音楽です。

country music (カントリー)、western swing (ウェスタンスウィング)、roots rock (ルーツロック)、southern rock (サザンロック)、pops (ポップス)、bluegrass music (ブルーグラス)、folk music (フォーク)、mountain music (アパラチア山脈の伝統音楽)、blues (ブルーズ)、R&B、soul music (ソウル)、Dixieland jazz (ディキシーランドジャズ)、cajun music (ケイジャン)、zydeco (ザディコ)、minstrelsy (ミンストレルシ)                      (タイトル写真) Pensacola Beach,Florida,USA
     

7/26/2015

42. 野生のワニが・・


Anhinga trailの出発点、Royal Palm Visitor Centerに着くと、レンジャーによる説明が始まっていた。Anhinga Trail (アンヒンガトレイル)のウォーキング。参加者は15名くらい。






レンジャーは76歳の男性。何でも聞いてくれ。この歳になったら、怖いものは何もないと言って笑わせていた。早速出発。



最初に見た生物は、ワニではなくバッタだった。
でかいし派手な色をしている。


野生のワニを発見
  動画




早速ワニに遭遇。アメリカン・アリゲーターだ。通称gator. 12月〜3月がベストシーズン。春夏は産卵・孵化期。メスは巣に篭っているらしい。

ところでワニには、クロコダイルという種類もあるが、ここにもいるのかと聞いたら、エバーグレイズ内のフラミンゴ地区(フロリダ湾岸)にいるらしい。


カメも大きい




ここも外来種の脅威にさらされている
 淡水魚も日本では見ない大きい魚ばかり。メダカや子ブナはいないのか。チャタヌーガの水族館で予習した、ガーという細長い魚もいるらしい。

上の写真、右下の外来種Tropiaは、ジョージアで白身魚として売られている。食べる気がしないが、駆除に協力しているわけだ。




ガーの細長い魚影


Anhinga Trail周辺
湿地帯といっても、以前チャタヌーガの水族館で展示されていたような、ルイジアナやミシシッピ川流域の未開の沼地とは違い、整備され見通しも良いので、バードウォッチに適している。

フラミンゴ地区へ
エバーグレイズ国立公園内をRoyal Palmから30mile南下。
途中、熱帯林の景色もみられるが、道路は走りやすい。


Flamingo visitor center

エバーグレイズの南端、フラミンゴに到着






フロリダ湾 
対岸は、昨日行ったキーズのはずだが


フロリダ湾は鳥のパラダイス 

 この地の名前の元となったのは、鳥のフラミンゴ。しかし乱獲で数が激減している。もし見かけたら教えてねだって。






このフラミンゴ地区には、アメリカン・クロコダイルが棲んでいる。
アメリカン・アリゲーター(gator)とアメリカン・クロコダイル(croc)の違いについて整理してみる。

ゲーター(gator)
色は黒。上あごしか見えない。
フロリダやミシシッピ川流域の亜熱帯の湿地帯や池に広く生息している。原則として、淡水に棲む。
レンジャーの話では、性格は比較的おとなしいらしい。以前、早朝酔っ払って池に入り、ゲーターに噛み付かれた人がいたそうだ。その時も歯型がついた(・・;)だけで助かったそうだ。ようやるわ。
       
クロク(croc)
色はグレーから緑色。上下のあごが見えるから、迫力満点。
中南米の熱帯のコーストエリアに生息する。フロリダの南端が北限。淡水で見つかることもある。
近くの塩水池にいるらしいが、レンジャーの案内なしで、蚊の攻撃を受けつつクロコダイル探しに行くのはね・・・。








にほんブログ村 旅行ブログ 海外一人旅へ
ワンクリックで'オトコの歩き方'に1票!

0 件のコメント:

コメントを投稿