歴史、音楽、サッカーをテーマに、ヨーロッパ各国とアメリカ各州を歩いた旅の記録です。アジアも少し歩き始めました。

ヨーロッパの旅は、バルセロナやドルトムントなど有力サッカーチームの試合観戦と古代ローマなど西洋史の舞台や遺跡を巡ります。

アメリカ各州の旅は、ポピュラー音楽を楽しみつつ、その歩みや歌詞を手掛かりに、各地の文化、歴史と触れ合います。移民大国、人種のサラダボウルと呼ばれる国、アメリカ。生み出される音楽も実に多種多様です。以下はこの旅で出会った音楽です。

country music (カントリー)、western swing (ウェスタンスウィング)、roots rock (ルーツロック)、southern rock (サザンロック)、pops (ポップス)、bluegrass music (ブルーグラス)、folk music (フォーク)、mountain music (アパラチア山脈の伝統音楽)、blues (ブルーズ)、R&B、soul music (ソウル)、Dixieland jazz (ディキシーランドジャズ)、cajun music (ケイジャン)、zydeco (ザディコ)、minstrelsy (ミンストレルシ)                      (タイトル写真) Pensacola Beach,Florida,USA
     

-----Vince Gill ヴィンス ギル

2. Vince Gill
    カントリー系ギタリスト。シンガー、ソングライター。Albert Leeより一世代若い(でも50代中ば)。本人もAlbert Leeに影響を受け、大変リスペクトしているらしいので、後継者的ギタリストともいえます。ホワイトブロンドの50年代のテレキャスターを愛用。カントリー界の数多いテレキャス・ギタリストの中でも、卓越したテクニック。運指が美しい。音が途切れず、流れるようなフレーズ。曲間のオブリガードなども、表現力が大変豊かです。日本では殆ど知られていないのがとても残念。マンドリン、バンジョーもプレイします。
 歌がうますぎて、ギタープレイを堪能できる曲は少ないですが「Oklahoma borderline」の演奏がYou Tubeにあったので、リンクしました。是非チェックしてください。B-bender付きのテレキャスかなと思ってしまうフレーズもあるけど、普通のテレキャスで簡単に弾きこなしています。
 シンガーとしても実力派。ロック系ギタリストでは、ここまで聴かせる人を僕は知りません。それにしてもカントリーギタリストは他にもBrad PaisleyやKeith Urbanなど歌のうまい人が多い。というより、カントリーは歌が命だけど。
 ちなみにVinceの声は、カントリーのアクが無く、大変優しい声なので、Oklahoma borderlineよりもっとスローなナンバーが似合います。是非他の曲も聴いてください。


2 件のコメント:

  1. その通りです。あたくしは毎回 FB に載せておりますが、ご存じない方が多いですね。

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    1. 来日してほしいですね。待ちきれず、ナッシュビルでVince Gillに会ってきましたよ〜
      http://d130f.blogspot.jp/2015/07/22-vince-gill.html

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