歴史、音楽、サッカーをテーマに、ヨーロッパ各国とアメリカ各州を歩いた旅の記録です。アジアも少し歩き始めました。

ヨーロッパの旅は、バルセロナやドルトムントなど有力サッカーチームの試合観戦と古代ローマなど西洋史の舞台や遺跡を巡ります。

アメリカ各州の旅は、ポピュラー音楽を楽しみつつ、その歩みや歌詞を手掛かりに、各地の文化、歴史と触れ合います。移民大国、人種のサラダボウルと呼ばれる国、アメリカ。生み出される音楽も実に多種多様です。以下はこの旅で出会った音楽です。

country music (カントリー)、western swing (ウェスタンスウィング)、roots rock (ルーツロック)、southern rock (サザンロック)、pops (ポップス)、bluegrass music (ブルーグラス)、folk music (フォーク)、mountain music (アパラチア山脈の伝統音楽)、blues (ブルーズ)、R&B、soul music (ソウル)、Dixieland jazz (ディキシーランドジャズ)、cajun music (ケイジャン)、zydeco (ザディコ)、minstrelsy (ミンストレルシ)                      (タイトル写真) Pensacola Beach,Florida,USA
     

5/13/2012

10.ローテンブルク

- 平成24年5月10日木曜日 8:36
フランクフルト中央駅


  今日は終日ローテンブルクの予定。
  昔、ミュンヘンに10日程行った事があるが、出張だったため、ローテンブルクなど観光ポイントに行く時間を作れなかった。
  フランクフルト中央駅のチケット自販機で、乗換えを確認。ドイツ国鉄の機械は大変重宝する。行き先までの乗換え駅、時間、ホームの番号など詳しい説明を無料でプリントできる。英語で表記してくれるし。トーマスクックの時刻表などもう昔話だ。




乗換えのインフォメーション プリントできる


 まず6番線から、8:19発ICE23で、ヴュルツブルクに行く.....あれ? 6番線には別の電車が。表示ではICE23は5番線。多分電車が遅れているからだ。ドイツも電車の遅延は日常茶飯事。





- 平成24年5月10日木曜日 12:02

  ヴュルツブルク(Würzburg)とスタインナッハ(Steinnach)で乗換え、Rothenburg o d.Tauber  が目的地。上の乗換えインフォメーションのとおり、列車で丁度2.5時間。







 Rothenburg o d.Tauber 駅に到着。
 徒歩10分ほどで、城門を抜け旧市街に入る。写真は左が有名な市庁舎
 ローテンブルクは日本人にはなじみの観光地。レストランも日本語OKとか日本語のメニューありなど日本人に慣れている感じ。トリーアとは正反対だ。




 
香川選手のユニフォームも客寄せに一役





- 平成24年5月10日木曜日 12:37

ローテンブルク
聖ヤコブ教会




聖ヤコブ教会 正面の祭壇 

 入口に日本語のパンフあり。
   それによると1312年に建ち、15世紀にかけ増築されたプロテスタント教会。
 3面のステンドグラスがあり、聖書のストーリー、マリア様のストーリーが描かれている。カトリックの教会みたい。
   宗教改革前にできた教会だから、プロテスタントに転向時、カトリックを全ては排除できなかったのでは。
   写真の祭壇は、正面奥にあり、1466年に市長か寄贈したドイツで最も貴重な祭壇の一つだそう。十字架のイエスが中央、その下にマリア様や聖人。1番下が12使徒。
両翼の絵は、マリア様中心。受胎告知やイエスの誕生などを描く。




- 平成24年5月10日木曜日 12:49
ローテンブルク
聖ヤコブ教会  聖血の祭壇



聖ヤコブ教会 聖血の祭壇 

映画「ベンハー」


聖血の祭壇は西側階段上にある。イエスの血の聖遺物を納めているので有名
 中央は、最期の晩餐を描く。弟子の数が足りないが、ヨハネはイエスの胸元に伏せている。
   向かって右側はゲッセマネでのイエスの祈り。ゲッセマネは、ユダの密告で、イエスが捕まる場所だ。弟子が抵抗するのを諌めた話は聴いたことがある。覚悟の祈りだったろうね。  そして磔刑にされた。

   反対側は、ロバに乗り、エルサレムに入城するイエス。
 アカデミー賞映画の「ベンハー」をみた記憶では、イエスのエルサレム入りは丁度過越の祭りかその準備の頃であったと思う。人ごみに紛れるようにね。




ローテンブルクの町並み
 このおとぎの国のような風景がローテンブルクの特長。素晴しいんだけど、この町並みばかり日本に紹介されてるからか、感動が今ひとつ。

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