歴史、音楽、サッカーをテーマに、ヨーロッパ各国とアメリカ各州を歩いた旅の記録です。アジアも少し歩き始めました。

ヨーロッパの旅は、バルセロナやドルトムントなど有力サッカーチームの試合観戦と古代ローマなど西洋史の舞台や遺跡を巡ります。

アメリカ各州の旅は、ポピュラー音楽を楽しみつつ、その歩みや歌詞を手掛かりに、各地の文化、歴史と触れ合います。移民大国、人種のサラダボウルと呼ばれる国、アメリカ。生み出される音楽も実に多種多様です。以下はこの旅で出会った音楽です。

country music (カントリー)、western swing (ウェスタンスウィング)、roots rock (ルーツロック)、southern rock (サザンロック)、pops (ポップス)、bluegrass music (ブルーグラス)、folk music (フォーク)、mountain music (アパラチア山脈の伝統音楽)、blues (ブルーズ)、R&B、soul music (ソウル)、Dixieland jazz (ディキシーランドジャズ)、cajun music (ケイジャン)、zydeco (ザディコ)、minstrelsy (ミンストレルシ)                      (タイトル写真) Pensacola Beach,Florida,USA
     

7/14/2015

31. 南部人の気質


よくアメリカ南部のおもてなしの心をサザン・ホスピタリティーと言うが、南部の人の気質とは、具体的に何だろう?

この地ミドルジョージアは南部のど真ん中だから、典型的な南部スタイルのはずなんだけど、他の地域に住んだ事が無いと、気質の違いなどよく分からない。

"Southern State Of Mind"という歌がある。南部育ちのカントリーシンガー、ダリアス・ラッカーの曲だ。曲のテーマが南部人気質なので、歌詞をヒントにしてみる。



      "Southern State Of Mind" by Darius Rucker

歌詞の一部を和訳してみた。

「ニューヨークに行った時、ウェイトレスに"sweet tea"を注文したら、けげんな顔で、そんなメニューは無いと言われた。失礼、僕には、サザンマインドがあるんだ。」

「カリフォルニアで、ドアを開けて待ってたら、女の子に変な目で見られた。
" イエス、マム!"と返事したら、何か自分が悪い事をしたような態度をとられた。」

「僕は、いつもだれにでも"Hi"と挨拶して歩くし、車ですれ違う見知らぬ人にも手を振るけど、それを変な目で見る人がいる。別にクレージーじゃないんだ。僕には、サザンマインドがあるんだ。」

「南部人であるのは、服装や話し振りでもわかるだろう。ベースボールキャップ、ブーツにTシャツ。(母音を伸ばす)間延びした話し振り。どこにいようと、僕は、南部人なのさ。」

ジョージア滞在歴まだ20日の私 ですが、ダリアス・ラッカーの歌詞と自分の体験が重なる部分がある。

1.南部人は甘い紅茶を好む。
南部の人は味覚がかなり甘口。歌詞にもあるように、南部では、紅茶のメニューにSweet tea がある。砂糖水のような甘さ。甘みの無い紅茶はUnsweetened と言って注文する。

そもそも、コーヒーより紅茶を好む人が多いように思う。

紅茶を海に投げ捨てて(ボストン・ティー・パーテイー) 以来、コーヒーの国になったはずのアメリカ。ニューヨーク、シカゴ、西海岸、どこへ行ってもコーヒーを飲んでたよ。やっぱりアメリカは広い。

2.レディファーストが浸透している。ドアを開けて待ってる。子供でもやってる。あんたも見習えと天の声。

にほんブログ村 旅行ブログ 海外一人旅へ
ワンクリックで'オトコの歩き方'に1票!

0 件のコメント:

コメントを投稿