歴史、音楽、サッカーをテーマに、ヨーロッパ各国とアメリカ各州を歩いた旅の記録です。アジアも少し歩き始めました。

ヨーロッパの旅は、バルセロナやドルトムントなど有力サッカーチームの試合観戦と古代ローマなど西洋史の舞台や遺跡を巡ります。

アメリカ各州の旅は、ポピュラー音楽を楽しみつつ、その歩みや歌詞を手掛かりに、各地の文化、歴史と触れ合います。移民大国、人種のサラダボウルと呼ばれる国、アメリカ。生み出される音楽も実に多種多様です。以下はこの旅で出会った音楽です。

country music (カントリー)、western swing (ウェスタンスウィング)、roots rock (ルーツロック)、southern rock (サザンロック)、pops (ポップス)、bluegrass music (ブルーグラス)、folk music (フォーク)、mountain music (アパラチア山脈の伝統音楽)、blues (ブルーズ)、R&B、soul music (ソウル)、Dixieland jazz (ディキシーランドジャズ)、cajun music (ケイジャン)、zydeco (ザディコ)、minstrelsy (ミンストレルシ)                      (タイトル写真) Pensacola Beach,Florida,USA
     

1/28/2016

7. キング牧師の足跡



- 平成28年1月23日土曜日 13:50

1月18日(月 )は、Martin Luther King Jr. Dayだったらしい。毎年1月の第3月曜日は、彼の生誕を祝い、アメリカ全土で祝日になる。
キング牧師(Martin Luther King Jr.)は、1929年1月15日、ジョージア州アトランタのミッドタウン地区で生まれ、バプテスト教会の牧師になった。


キング牧師の生家(アトランタ市)

その後、segregation(人種差別)にnonviolence(非暴力)で立ち向かうcivil rights movements(公民権運動)のリーダーとして頭角を表す。
彼の当地での足跡を辿ってみることにした。


Martin Luther King Jr. 歴史地区のビジターセンター

展示室



パンフレット

アトランタ市内にある、キング牧師の生家と教会のある一角は、Martin Luther King Jr. 歴史地区として整備されており、観光名所になっている。
駐車場に隣接して、ビジターセンターがあり、公民権運動のリーダーとしての活動史が展示されている。


演説文と演台(1963)

白人と黒人の座席位置に注目



アラバマ州

1955年12月、アラバマ州モントゴメリー市で、Rosa Parksという黒人女性が、バスの白人専用座席を譲らなかったとして逮捕された。当時は、レストランの座席やトイレも白人用と他の人種用は区別されていた。

キング牧師は、バスのボイコット運動を指揮し、公民権運動のリーダーとして、注目を浴びることになる。





年代別の足跡






             








銃撃により暗殺される(メンフィス1968 )                   





銃撃されたモーテル(メンフィス)のルームキー

旅慣れた様子が窺える

愛用のカフス類とアラミスのコロン

演説原稿 

妻のコレッタも活動を支援した

同じ非暴力活動家として、
インドのマハトマ・ガンジーを敬愛していた


エベニーザー教会

カレッジ卒業後、地元のエベニーザー・バプティスト教会の牧師になる。









ノーベル平和賞を受賞(1964)

第6消防署
 少年時代、この消防署の裏でバスケットボールをして遊んだ。
1963年、第6消防署は初めて黒人を採用し、アトランタ市として初の人種隔離の無い(integrated)消防署になる。

消防士は危険な職業。白人以外を受け入れ無いのは、今となっては不思議に思うが、何事も人種隔離の時代だったことがわかる。




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