歴史、音楽、サッカーをテーマに、ヨーロッパ各国とアメリカ各州を歩いた旅の記録です。アジアも少し歩き始めました。

ヨーロッパの旅は、バルセロナやドルトムントなど有力サッカーチームの試合観戦と古代ローマなど西洋史の舞台や遺跡を巡ります。

アメリカ各州の旅は、ポピュラー音楽を楽しみつつ、その歩みや歌詞を手掛かりに、各地の文化、歴史と触れ合います。移民大国、人種のサラダボウルと呼ばれる国、アメリカ。生み出される音楽も実に多種多様です。以下はこの旅で出会った音楽です。

country music (カントリー)、western swing (ウェスタンスウィング)、roots rock (ルーツロック)、southern rock (サザンロック)、pops (ポップス)、bluegrass music (ブルーグラス)、folk music (フォーク)、mountain music (アパラチア山脈の伝統音楽)、blues (ブルーズ)、R&B、soul music (ソウル)、Dixieland jazz (ディキシーランドジャズ)、cajun music (ケイジャン)、zydeco (ザディコ)、minstrelsy (ミンストレルシ)                      (タイトル写真) Pensacola Beach,Florida,USA
     

2/01/2016

16. バスボイコット運動

- 平成28年2月1日月曜日 13:00






Rosa Parks 博物館   
(アラバマ州モントゴメリー)

ロサ・パークスさんが乗ったバス停

それは、1955121日、アラバマ州モントゴメリー(Montgomery)で起こった。

アフリカ系の女性ロサ・パークスさん(Rosa Parks)は、座席を白人に譲れというバス運転手Blake氏の指示に従わなかったとして、逮捕され、市民刑務所に連行された。

ジム・クロウ時代の人種隔離法下での出来事だった。


逮捕された地点


この逮捕は、黒人指導者らに125日(ロサ・パークスさんが裁判所に姿を現した日)バス乗車の1日ボイコットを指導する契機になった。



彼女の信念と1日バスボイコットは、モンゴメリー改革協会の設立を促し、その結果、バスボイコット運動の継続につなかった。

1956年11月、条例違反で罰金刑を受けたロサさん上告に対して、連邦最高裁判所は、モントゴメリー市条例の人種隔離規定に違憲判決を出し、公共交通機関における人種差別は禁止された。ボイコット運動は381日間続き、最高裁の違憲判決の翌日に終結した。




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