歴史、音楽、サッカーをテーマに、ヨーロッパ各国とアメリカ各州を歩いた旅の記録です。アジアも少し歩き始めました。

ヨーロッパの旅は、バルセロナやドルトムントなど有力サッカーチームの試合観戦と古代ローマなど西洋史の舞台や遺跡を巡ります。

アメリカ各州の旅は、ポピュラー音楽を楽しみつつ、その歩みや歌詞を手掛かりに、各地の文化、歴史と触れ合います。移民大国、人種のサラダボウルと呼ばれる国、アメリカ。生み出される音楽も実に多種多様です。以下はこの旅で出会った音楽です。

country music (カントリー)、western swing (ウェスタンスウィング)、roots rock (ルーツロック)、southern rock (サザンロック)、pops (ポップス)、bluegrass music (ブルーグラス)、folk music (フォーク)、mountain music (アパラチア山脈の伝統音楽)、blues (ブルーズ)、R&B、soul music (ソウル)、Dixieland jazz (ディキシーランドジャズ)、cajun music (ケイジャン)、zydeco (ザディコ)、minstrelsy (ミンストレルシ)                      (タイトル写真) Pensacola Beach,Florida,USA
     

5/13/2012

12.ハイデルベルク〜帰途へ

 平成24年5月11日金曜日 11:27

ハイデルベルク
  ドイツ紀行も今日でおしまい。フランクフルトのホテルをチェックアウトして、
ハイデルベルクへ。
   フランクフルト中央駅から
ハイデルベルク中央駅はICで約1時間。旅の最後にとって置いたハイデルベルク。期待してるよ。
  
ハイデルベルク中央駅から、バスで川沿いの旧市街へ行くのだが・・・。駅前はビルばかりの現代的な街並み。旧市街は中央駅からはかなり離れていて、歩くには遠い。32番バスが便利。乗車券はどこで?分からないまま、32番バスに乗り込む。


- 平成24年5月11日金曜日 12:10
 このネッカー川沿いに広がるのが
ハイデルベルクの旧市街。アルト ハイデルベルクとはこんなイメージだったのかと感慨深い。




ネッカー川



美しい街並みの旧市街


平成24年5月11日金曜日 12:55

マルクト広場 背景はハイデルベルク城です







- 平成24年5月11日金曜日 13:23
ハイデルベルク城へは、旧市街からケーブルカーか車でOK 
そこからの眺めは絶景だった。


ハイデルベルク城にて  旧市街とネッカー川の景色が圧巻

デジャヴ

「古城から見下ろす川沿いの旧市街」・・・あれ? この構図はいつか見た眺め。昔訪れた ザルツブルク(オーストリア)と同じでは!? 
   ザルツブルクはモーツァルトの故郷として有名。映画「サウンド オブ ミュージック」の舞台でもある。その街の丘に建つホーエンザルツブルク城から見下ろす光景にここはよく似ている。橋を渡ると旧市街に出る位置関係も一緒やんか。



ホーエンザルツブルク城 (ザルツブルク)





- 平成24年5月11日金曜日 17:36
フランクフルト中央駅  S-Bahn






 名残り惜しいけれど、
ハイデルベルク中央駅からフランクフルト中央駅そばのホテルに戻る。預けてたスーツケースを受取り、いよいよ帰国。
   地下の103番線にフランクフルト国際空港行きのS-Bahnが到着。
   これで、8泊10日にわたるドイツと南フランスの旅も終わりか〜。盛り沢山だったけど、やっぱり、ドルトムントのサッカーを生で観戦できたのが一番の収穫だったかな。もう二度とドルトムントでの香川のプレーは観れないだろうから。

   Ende

11.ヴュルツブルク マインツ


- 平成24年5月10日木曜日 15:10
Würzburg 大聖堂

ローテンブルクからの帰り、ヴュルツブルクでフランクフルト行きに乗換える。
待ち時間が10分。ヴュルツブルクはロマンチック街道の北の起点
急いで 駅前に立ち、大聖堂を撮影










- 平成24年5月10日木曜日 19:07
マインツ
詩人シラーの像





17:40フランクフルト中央駅到着。このまま駅近くのホテルに戻る予定だったが、ジャーマンレイルパスが今日までなので、欲張ってマインツに来た。
 マインツはフランクフルトから更に約40分。ライン川とマイン川が合流する街。
   大聖堂だけ見て戻るつもりが、中央駅から遠く、なかなか着かない。シラー通りを歩く。銅像がある。シラーとはあの詩人のシラーやんか。ゲーテと同時代を生きた。ベートーベンの第九の詩もシラー作。


Mainz大聖堂
マインツ中央駅から30分は歩いた。やっとこさ着いたが、塔は改修中。ガックリ。もう19:30やで。腹も減ったが、ユーロの手持ちが殆ど無いからガマン。駅に引き返そう。




Mainzの大聖堂

10.ローテンブルク

- 平成24年5月10日木曜日 8:36
フランクフルト中央駅


  今日は終日ローテンブルクの予定。
  昔、ミュンヘンに10日程行った事があるが、出張だったため、ローテンブルクなど観光ポイントに行く時間を作れなかった。
  フランクフルト中央駅のチケット自販機で、乗換えを確認。ドイツ国鉄の機械は大変重宝する。行き先までの乗換え駅、時間、ホームの番号など詳しい説明を無料でプリントできる。英語で表記してくれるし。トーマスクックの時刻表などもう昔話だ。




乗換えのインフォメーション プリントできる


 まず6番線から、8:19発ICE23で、ヴュルツブルクに行く.....あれ? 6番線には別の電車が。表示ではICE23は5番線。多分電車が遅れているからだ。ドイツも電車の遅延は日常茶飯事。





- 平成24年5月10日木曜日 12:02

  ヴュルツブルク(Würzburg)とスタインナッハ(Steinnach)で乗換え、Rothenburg o d.Tauber  が目的地。上の乗換えインフォメーションのとおり、列車で丁度2.5時間。







 Rothenburg o d.Tauber 駅に到着。
 徒歩10分ほどで、城門を抜け旧市街に入る。写真は左が有名な市庁舎
 ローテンブルクは日本人にはなじみの観光地。レストランも日本語OKとか日本語のメニューありなど日本人に慣れている感じ。トリーアとは正反対だ。




 
香川選手のユニフォームも客寄せに一役





- 平成24年5月10日木曜日 12:37

ローテンブルク
聖ヤコブ教会




聖ヤコブ教会 正面の祭壇 

 入口に日本語のパンフあり。
   それによると1312年に建ち、15世紀にかけ増築されたプロテスタント教会。
 3面のステンドグラスがあり、聖書のストーリー、マリア様のストーリーが描かれている。カトリックの教会みたい。
   宗教改革前にできた教会だから、プロテスタントに転向時、カトリックを全ては排除できなかったのでは。
   写真の祭壇は、正面奥にあり、1466年に市長か寄贈したドイツで最も貴重な祭壇の一つだそう。十字架のイエスが中央、その下にマリア様や聖人。1番下が12使徒。
両翼の絵は、マリア様中心。受胎告知やイエスの誕生などを描く。




- 平成24年5月10日木曜日 12:49
ローテンブルク
聖ヤコブ教会  聖血の祭壇



聖ヤコブ教会 聖血の祭壇 

映画「ベンハー」


聖血の祭壇は西側階段上にある。イエスの血の聖遺物を納めているので有名
 中央は、最期の晩餐を描く。弟子の数が足りないが、ヨハネはイエスの胸元に伏せている。
   向かって右側はゲッセマネでのイエスの祈り。ゲッセマネは、ユダの密告で、イエスが捕まる場所だ。弟子が抵抗するのを諌めた話は聴いたことがある。覚悟の祈りだったろうね。  そして磔刑にされた。

   反対側は、ロバに乗り、エルサレムに入城するイエス。
 アカデミー賞映画の「ベンハー」をみた記憶では、イエスのエルサレム入りは丁度過越の祭りかその準備の頃であったと思う。人ごみに紛れるようにね。




ローテンブルクの町並み
 このおとぎの国のような風景がローテンブルクの特長。素晴しいんだけど、この町並みばかり日本に紹介されてるからか、感動が今ひとつ。

9.再びドイツに戻る ボン

- 平成24年5月9日水曜日 15:20

ボン  マルクト広場






今日は移動日。アルルを出発して、仏マルセイユ プロバンス空港から独デュッセルドルフ国際空港に到着。
同空港駅から電車でライン川沿いに南下、ケルンから30分の古都ボンにやってきた。


- 平成24年5月9日水曜日 15:42
ボン
ベートーベンの生家。




ベートーベンの自筆楽譜










 ウィーンに旅立つまで、この家で暮らした。マルクト広場から150mくらい。かなり中心部に住んでたんだ。ベートーベンの弾いたオルガンやビオラ はもちろん、有名なハイリゲンシュタットの遺書も展示されている。
  ボンはシューマンとクララが住んでいた町でもあるらしい。家も残っているが、中央駅からもっと離れている。





8.アルル(南フランス)

- 平成24年5月8日火曜日 11:50

アルル
世界遺産
古代ローマの円形闘技場






  朝、アビニョンのホテルをチェックアウトして、電車でアルルに移動。今日は、終日アルル観光だ。20分くらいで到着。距離は近いが電車の本数は少ない。

   アルル駅前は人気もなく、殺風景。徒歩5分以内で城壁の入口に。ここからが中心部、急に賑やかになる。
   いきなり迎えてくれる遺跡は、この円形闘技場。
ローマのコロッセオより一回り小さいのは当然としても、この田舎町にしては、デカ過ぎるくらい。アーチが美しい。

- 平成24年5月8日火曜日 11:52
アルル
古代ローマ円形闘技場のアリーナ
今も現役だ。闘牛などが開催される。

さてひとまずこのくらいにして、ホテルにチェックインしよう。






- 平成24年5月8日火曜日 12:44
アルル
世界遺産 
古代ローマの劇場





古代ローマの劇場
半円形のひな壇からステージ方向



- 平成24年5月8日火曜日 14:10
アルル
聖トロフィーム教会

マリア様の像や絵が幾つもある。カトリックの教会に違いないが、聖トロフィームとは誰かな?




- 平成24年5月8日火曜日 14:15
アルル
世界遺産
Cryptoportiques de Forum
古代ローマの集会場の地下回廊








BC40年頃に作られた回廊 アルルに残る最も古いローマ遺跡らしい。暗い地下に通路が張り巡らされてる。東京駅の八重洲地下街よりはるかに広い。
BC40年頃はまだローマが共和制の時代。カエサルがブルータスに暗殺された頃だ。


でもアルルまで来て、地下で迷子になりたないわ。早々に戻ることに。

- 平成24年5月8日火曜日 15:13
アルル
世界遺産
コンスタンチヌスのローマ浴場跡






コンスタンチヌスは、以前この日記にも登場した、4世紀始めのローマ皇帝。四頭政治の時代は、ガリア(現在のフランスからドイツ)一帯を統轄してたから、アルルにもその名が残るのは納得。
解説ボードによると、3750平米のうち、今は北側の1/3弱が残るのみ。

- 平成24年5月8日火曜日 15:17
アルル
ゴッホが入院した病院。
 耳を切り落としたりして心を病んでいた頃だ。
ゴッホの絵の風景を再現して残してある。




- 平成24年5月8日火曜日 15:17
アルルを流れるローヌ川

天気が良くないのが残念




- 平成24年5月8日火曜日 15:21
アルル
ゴッホ「夜のカフェテラス」


絵のモデルとはいえ、サラダが€12とはちょっと強気。



広い通りに出た。街路樹の緑が目にまぶしい。



アルル VS アビニョン

 アルルは素朴な田舎町だが、ローマの史跡とゴッホの風景画の二つの楽しみが点在しており、アビニョンより圧倒的に見所が多い。物価もホテルのレートもアビニョンより手ごろ。マルセイユ石鹸もアルルの方が安かった。
 
 ガイドブックなどは、プロバンスの旅の拠点にアビニョンを薦めている事が多い。確かに、パリから南下するルートの場合は、交通の便を優先すれば、ニーム、アルル、エクス等へのアクセスが良いアビニョンが便利。しかし、マルセイユ空港からの場合は、アビニョンにこだわる必要は無い。むしろ、時間に余裕があるならアルル拠点の方が低コストでたっぷり楽しめると思う。今度来るなら、是非そうしたいと思った。

 あと、ポンデュガールは必見。ネットやガイドブックでは、アビニョンやニームから€50〜120の現地ツアーの案内を見かけるが、この日記に書いた通り、路線バス利用ならアビニョンから€3で往復できた





7.アビニョンとポンデュガール(南フランス)


平成24年5月6日日曜日 17:45

アビニョン
アビニョンは、典型的な城壁都市。今も完全に包囲されている。
下の写真は、
アビニョン中央駅前ロータリーから城門方向を撮影。


- 平成24年5月6日日曜日 17:46

アビニョン  旧市街
アビニョン中央駅から続くメインストリート。白い幹のプラタナスがいい感じ。
 ところがこの町、メインストリートを一歩はずれると、まるで迷路のよう。
車も入れない不規則な細い道ばかり。一度迷うと自力では脱出不可能なのだ。
- 平成24年5月6日日曜日 19:20

アビニョン
 泊まったホテル近くの
NewGrandというフレンチレストランで夕食。
   ホテルの主人のお勧めの店だ。というより、ホテルから遠いと迷路を戻る自信がない。
 €20程度でコースがある。メインはヒラメのムニエル。

 ホテルはフランス人の家族が経営するプチホテルだったが、主人の英語が上手で助かった。




- 平成24年5月7日月曜日 9:40

ポンデュガール (Pont-du-Gard) へ

 アビニョン中央駅近くのホテル ibis向かいのバス乗り場から、 8:45発、Ales行き路線バス(Ligne A15)に乗り、古代ローマの水道橋ポンデュガールに向かう。料金は€1.5.    50分も乗るのに格安。

 ただ、路線が沢山ある上、バス停が分かれている。昨夜ホテルの主人に訊いたら「乗り場は中央駅の隣だよ」と言われたので、行けば分かると思っていたが、なかなか見つからず、朝から冷や汗。本数が2〜3時間に一本と少ないので、逃すとアウトだし。前日に下見しておくべきだった。人に尋ねたりして、出発時刻ぎりぎりに乗り場を見つけ、バスに飛び乗った。

 9:30頃 Round-point Pont-du-Gardにて下車。写真は、Pont-du-Gardへの入口。ここからは徒歩で。




- 平成24年5月7日月曜日 11:06
ポンデュガール (Pont-du-Gard) 世界遺産

Pont-du-Gard

   ガルドン川の川面に映えるPont-du-Gard 。この旅のベスト ショット。
   帝政ローマ時代、紀元1世紀に架けられた説が有力。2000年前に、こんな不便な場所に巨大な石橋。これだけでも凄いが、ローマのコロッセオやベローナのアレーナも同時期の建築だから、年中何処かで工事中ということになる。
   3層から成るアーチが素晴らしい。ヨーロッパ各地に古代ローマの水道橋が残っているが、このスケールと景観はたぶんNo1だろう。
   この水道橋の下を車が走り抜けるテレビCMがあったが、あれは合成だったのか......







- 平成24年5月7日月曜日 11:47

 水路は、水源からニームという町まで水を運ぶ。写真の白線が水路。ポンデュガールは、その中間あたり、ガルドン川に架かる。











- 平成24年5月7日月曜日 15:05

アビニョンローマ教皇の宮殿
世界遺産






  ポンデュガール13:22発のバスで、アビニョン中央駅に戻る。infoで地図を買う。今日は、昨日と別のホテル。アビニョンのホテルの場所は、法王宮殿に近いが、中央駅からは、徒歩10分。足が痛いし腹減った....
   ホテルにチェックイン後、荷物を置いて、法王の宮殿に向かう。今日は、昼メシ抜きになりそう。
 法王の宮殿はかつてローマカトリックの総本山だった建物。勿論、バチカンが総本山だが、実は、一時期アビニョンに移った。


- 平成24年5月7日月曜日 15:07
ローマ教皇宮殿入口
   ここを見学しないと、アビニョンを観光する意味がない。入場料€10,5、電話の受話器ような解説機器代込み。日本語もある。






- 平成24年5月7日月曜日 15:30
アビニョン

ローマ教皇宮殿内 クレメント5世の掲示板




   紀元1310年、時のローマ教皇クレメント5世により、教皇庁ごとアビニョンへ移転(避難?)した。当時のローマは、天敵の国王勢力が強く、教皇にとり環境が最悪だったみたいだ。結局、9代に渡りアビニョンに教皇府を置いた。
   いわば疎開先なのに、宮殿建物はバチカンに負けないくらいの壮大さ。内装もフレスコ画など豪華絢爛だったそうだ。教皇が会食する時は、贅を尽くした料理を作り、牛、豚、羊が数千頭、卵は2万9千個使われた事があるそうだ。収入源は管轄地の人々の税金だ。お金や宝飾、帳簿を保管する床下収納みたいな金庫が幾つもある。
   解説を聴くうちに、なんだか腹が立ってきた。カトリック本山のこの金満ぶり、おかしくない? 16世紀、宗教改革が起こりプロテスタントが誕生した背景は、
免罪符に象徴される金儲け主義への批判など様々あったのだろうが、度を超した贅沢ぶりも原因の一つだった事は容易に想像できる。キリスト教の教義についても、マリア様の扱い(カトリックは、日本でも「聖母マリア」と呼ぶように聖人として崇拝するが、プロテスタントは違うようだし)とか偶像崇拝禁止の考え方なども相違があるようだけど。
 

- 平成24年5月7日月曜日 16:22
アビニョン橋(Pont d'Avignon) 

 

「アビニョンの橋の上で」だったかな、歌でも有名。ローヌ川に架かる。といっても、川の途中までしかない。
   遥か昔から、幾度となくローヌ川が氾濫し、橋が壊された。修復してもまた壊れる。結局、17世紀以降は直さないまま今に至っている。

   アビニョン橋は、聖ベネゼ橋が正式な名前。1177年、羊飼いのベネゼが、ローヌ川に橋を架けるよう神のお告げを受け、建設が始まったという。


アビニョンの橋の先端から教皇庁方向

さて、ホテルの方向に戻りつつ、アビニョンの中心街をそぞろ歩きでもしよう。


6.ドイツから南仏プロヴアンスへ


- 平成24年5月6日日曜日 10:09
デュッセルドルフ中央駅
デュッセルドルフ中央駅
 ドルトムントの余韻を残しつつ、翌朝、ケルン中央駅から、デュッセルドルフ中央駅に到着。すると、駅には、赤いチームカラーのデュッセルドルフのサポーターの姿が。今日試合のようだ。

   確か、ドイツカップで、ドルトムントと対戦したよな....と思いながら中央駅をスルーして、デュッセルドルフ国際空港に向かう。エールフランスで、南仏プロヴアンスに直行!!
   時間があるので、本当はデュッセルドルフ市内を歩こうと思っていたんだけど、昨日に続き、天候は雨。寒いし、やめた。
   こんな日は、ドイツに居ても時間と金の無駄。プロヴアンスを旅程に入れておいてよかったと自画自讃。

- 平成24年5月6日日曜日 12:59
デュッセルドルフ国際空港

13:25. エールフランス便に搭乗しマルセイユ へ。


デュッセルドルフ国際空港 エールフランスの搭乗カウンター


   フランスは、かなり昔、家族旅行の折、パリに寄っただけだ。ドイツと違い、あまり英語が通じないのが辛いかな。

- 平成24年5月6日日曜日 15:18
マルセイユ プロバンス空港
マルセイユ市内からはかなり離れている。
雨で寒いドイツに比べ、ここは南仏らしく、いい天気。こっちに来て正解。


マルセイユ プロバンス空港(フランス南部)


- 平成24年5月6日日曜日 15:31



   マルセイユ・プロヴアンス空港からは、近くのフランス国鉄SNCFの駅まで、SNCFのバスが運んでくれるらしい。乗る前に自販機でこのシャトルバスと電車の通し切符を買うルールになってるようだ。黄色と青い自販機が並んでるが、どうも青はフランス国内あるいはユーロ圏内のカードに限定してるみたいだ。
   
黄色は日本語はないものの英語やイタリア語など6ヵ国語に対応している。おそるおそる空港からアビニョン区間を買う。ドイツ国鉄DBの自販機より、タッチパネルの反応が鈍く、時間がかかる。




シャトルバスと電車の通し切符


 「地球の歩き方」もパリからのアクセスが中心で、マルセイユ空港からのアクセスについては書かれていない。手探りの旅が続きそうだ。


 

- 平成24年5月6日日曜日 15:32
アビニョンまで切符を買ったら、このシャトルバスで最寄り駅まで送ってくれる。


フランスSNCFのシャトルバスに乗る


マルセイユ・プロヴアンス空港は、地中海沿いの湖に面した空港。天気が良いから、ドイツ 、デュッセルドルフより10℃以上暖かく感じる。




空港周辺 湖が見える


- 平成24年5月6日日曜日 16:00
 バスは10分以内で、Vitrolles Aeroport駅に到着。ここで電車に乗換えだな。



 アビニョン(Avignon)は、どっち方面かな、フランス人のアベックに尋ねる。


最近開通したばかりのVitrolles Aeroport駅    色使いが南仏らしい




- 平成24年5月6日日曜日 17:08

   無事、16:07発アビニョン(Avignon)行きに乗り、既に1時間経過した途中の駅。
アルル(Arles)を通るはずでは? ・・・通過しなかった。アルル(Arles)へは別路線のようだ。








プロヴァンス地方の鉄道網は複雑

 マルセイユ(サン・シャルル駅) (Marseille-St-Charles)アビニョン(Avignon)中央駅の間は、路線が八の字になっていて、分かりづらい(下図)。
 マルセイユ・プロヴアンス空港最寄りのVitrolles Aeroport駅もアルル(Arles)駅も、その間に位置する。
 また、下の路線図には載っていないが、高速鉄道TGVがアビニョン(Avignon)を通り エクス・アン・プロヴァンス(Aix-en-Provence)に伸びている。

プロヴァンス地方の鉄道路線図


- 平成24年5月6日日曜日 17:12 
 南仏の田園風景 動画
車窓から見る木々の緑が眩しい。ゴッホの描いた糸杉も至る所に。建物は赤味を帯びた瓦屋根。ベージュの外壁。いかにも南仏らしい風景。




- 平成24年5月6日日曜日 17:36

アビニョン中央駅到着

18:35到着



アビニョン中央駅到着