歴史、音楽、サッカーをテーマに、ヨーロッパ各国とアメリカ各州を歩いた旅の記録です。アジアも少し歩き始めました。

ヨーロッパの旅は、バルセロナやドルトムントなど有力サッカーチームの試合観戦と古代ローマなど西洋史の舞台や遺跡を巡ります。

アメリカ各州の旅は、ポピュラー音楽を楽しみつつ、その歩みや歌詞を手掛かりに、各地の文化、歴史と触れ合います。移民大国、人種のサラダボウルと呼ばれる国、アメリカ。生み出される音楽も実に多種多様です。以下はこの旅で出会った音楽です。

country music (カントリー)、western swing (ウェスタンスウィング)、roots rock (ルーツロック)、southern rock (サザンロック)、pops (ポップス)、bluegrass music (ブルーグラス)、folk music (フォーク)、mountain music (アパラチア山脈の伝統音楽)、blues (ブルーズ)、R&B、soul music (ソウル)、Dixieland jazz (ディキシーランドジャズ)、cajun music (ケイジャン)、zydeco (ザディコ)、minstrelsy (ミンストレルシ)                      (タイトル写真) Pensacola Beach,Florida,USA
     

5/01/2019

6.日本人の実業家

フィリピンってどうですか?




セブの手始めに、道教寺院を案内してくれたHaruさんは、もと同業の友人。🇯🇵日本時代は、損保の営業や人事の経歴を有し、10年前🇵🇭フィリピンに移住。今や運送事業やバイオマス燃料事業を展開する敏腕実業家。
フィリピンは、タイに15年遅れ、ベトナムよりは先を行くポジションだそうです。
リタイア後の海外移住に関心を持つ人は多いけど、彼はもっと前向きで、私はひたすら聞き役でした。

5.フィリピンのクロス



フィリピンはキリスト教徒が多いお国柄。タクシー車内でもキリスト像のクロス(crucifix )を見かけます。プロテスタントのクロスとは明らかに異なります。





実際、フィリピンは90%がキリスト教で、その殆どは、カトリック信者だそうです。ラテン系の国に共通の特徴です。
フィリピンへの伝来は、大航海家マゼラン率いる🇪🇸スペイン人達が、世界一周する途中、セブ諸島に寄港し、キリスト教に改宗させたのが起源だそう。その後もスペイン支配が長かった国。歴史をみると納得します。




マゼランクロス


1521年、マゼランは本国に帰国すること無く、この地ラクタン島で、酋長ラプラプの抵抗に遭い、命を落としました。
日本にザビエルが来たのは1549年なので、フィリピンの方が伝来が早かったんですね。

4. 弦楽器工房




セブの玄関口、マクタン島は弦楽器の製作が盛ん。観光土産向け?と 半信半疑だったけど、この工房は、かなり上質感ありました。ギター、ウクレレ、マンドリン、ウッドベース、バンジョーをハンドメイドしています。








3.セブ


翌日、国内線でセブ島に向かう。約2時間のフライトでセブの玄関口、マクタン島にある国際空港に着陸。



マクタン島とセブ島は二本の橋で結ばれている。






2. マラテ地区最大のモールRobinsons



ロビンソンズは、デパートとスーパーの両方が核店舗。その他、たくさんテナントが入っている。UCCやCoCo壱など日本🇯🇵のお店も見かける。



やはり、フルーツが安い。特に🥭マンゴー、🍊オレンジ、🍋レモン、🍌バナナ。高いのは、🐠魚類。サーモンは勿論、熱帯系淡水魚のティラピアですら高い。まるで、娘の住む(海から遠い)🇺🇸ミドルジョージア並み!(◎_◎;)

1. フィリピン🇵🇭初入国



一人旅も久しぶり。メトロマニラの一角、マラテ地区のホテルの一室で書いている。


今朝、日本時間9:30に成田空港を離陸したJAL 741便は、オンタイムのフライトで、現地時間13:10にマニラ郊外のニノイアキノ国際空港に着陸。暫く乗らない間に、成田の出国審査には顔認証システムが導入され、パスポートをスキャン
するだけで、おしまい。
出国スタンプも申し出ない限り省略される。フィリピンの入国イミグレは、入国カードと人差し指の指紋チェックのみ。質問は無かった。

ニノイアキノ国際空港の銀行ATMで、
PhP(フィリピンペソ,¥2,15/PhP)を少し引き出す。
その後ホテルに向かう。

クーポン🚖とメーター🚕二種のタクシーがあるが、道路の混み具合がハンパ無いし、定額の方が安心かと思い
(実はそうとも限らないのだけど)、高い方P7.2(チップ込み)を選ぶ。

8/01/2016

11. バンコク市内6 タイ飯


タイ飯なら、ガイドブックに載ってる高級店もいいけど、一人は入りにくい。地元のフードコートに行くのが手っ取り早い。

40 〜60バーツ(約120円〜180円)でいろんなメニューがある。ただし、日本語は全く通じないし、英語も通じるかどうか不安だなあ。

1. スーパーマーケットTops(アソーク駅すぐ)

ロビンソンデパートの地下にあるから、行きやすい。店内にフードコートがあるし、出口にあるタイ式マッサージ(400バーツ/1h)も、夕方は順番待ちが出る盛況ぶり。ここで一通り済ますことができるので、一人歩きの旅人には大変便利。

メニュー看板に写真と英語の説明があるので、これを頼りに料理人に直接オーダーする。

ただ、英語が通じない料理人もいるので、身振り手振りでなんとか頑張る。せめて、メニューに番号がふってあれば、外国人がもっと注文しやすいのに・・・。

でも貴重なネイティブ体験でした。


スーパーTopsにあるフードコート


豚肉とイカのピリ辛炒めライス

2. ゲートウェイ・エカマイ(エカマイ駅直結)
http://www.bangkoknavi.com/shop/257/

ここは日本のレストラン街かと思うくらい、日本食が多い。日本がコンセプトになってるらしい。

入口は鳥居とUCCの喫茶店


すき家、つるは薬局等おなじみの店が並ぶ
日本のかき氷専門店「えびす庵」も進出 
氷のきめが細かく、まさに日本流だ。
マンゴーミルクが108バーツ
(約330円)!

ここで牛丼屋に入ったら意味が無いので、敢えて日本食をスルーして、地下のフードコートへ。ここは地元飯もある。
Fish Maw が40バーツ。何じゃこりゃ 注文してみる。中華風のタイ麺かな? 癖のない味。







後で調べたら、Maw とは魚の浮袋のことだった(・・;)


3. 日本のデパート
 伊勢丹がチットロムにあるので、行ってみたが、日本人御用達のデパート感満載。紀伊国屋書店、スーパーマーケットもあり大変便利。庶民派のフードコートが無いのはやむなし。

バンコクには、他に東急デパートがあり、来年には高島屋も進出するようだ。



エピローグ

3泊5日の旅行中、日本企業の名前を数多く見かけたし、コンビニも日本ブランドが席巻している。日本とタイの結びつきは根強いものを感じた。日本を信頼してくれる人が多いのは、大変嬉しいことだ。道を尋ねてもみんな親切だった。

一方、気分を害したのは中国人。エレベーターから降りる私を押し戻すように先に乗ってくる若い中国人ツアー客。中国人同士で注意し合う事もない。


さて、駆け足のタイ旅行記はこれでおしまいです。お読みいただきありがとうこざいました。

10. バンコク市内5 タイで最も高い建物

タイで最も高い建物は、バンコクにあるバイヨークホテルだ。84階建、最上階に回転展望台、82階に展望レストラン(昼のビュッフェ800バーツ)がある。

高速エレベーターであがってみたら、この絶景だった。
ビュッフェの料理は、タイ風だけでなく麺類やピザ等各国の料理が並ぶが、グレードはいまいち。寿司もあるが日本の寿司とは程遠く、一目で食べるのをあきらめた。


9. バンコク市内4 レスターの岡崎選手


免税品店King Powerに立ち寄る。サッカー日本代表の岡崎選手の特大写真が目につく。所属するレスターのユニフォームも飾ってある。

そうか!! King  Power の創業者は、前シーズンのイングランドプレミアリーグの覇者レスターシティーFCのオーナーだった。タイ人で、ホテルも経営する大資産家らしい。レスターのホームスタジアムもKing Power Stadiumだしね






King Power 免税店の内部
レスターシティーのグッズが並ぶ

8. バンコク市内3 エメラルド寺院と王宮


エメラルド寺院に到着。カラフルなトカゲが出迎えてくれた。







エメラルド寺院 中国人観光客で大混雑


エメラルド寺院 中は撮影禁止
エメラルド寺院は、タイ王室のお寺。その仏像はエメラルドで装飾されているので、この名がある。

それにしても、中国人観光客の多いこと(・・;)


現在のタイ王宮 公式行事はここで催される。
エメラルド寺院に隣接するのがタイの宮殿。ラマ9 世の催事がとり行われる。ただ、住まいは別にあるので、皇居とは違う。

7. バンコク市内2 涅槃仏寺院(ワット・ポー)



黄金の涅槃仏 (ワット・ポー)
シアトル(米国)のロックバンド名として知られる
 "ニルバーナ"という言葉。
元はサンスクリット語で、「仏の死」を意味する。
仏が横たわるとは、仏のニルバーナ状態を表している。
仏教の言葉では「涅槃 (ねはん)」。
だから、黄金の寝仏があるワット・ポーは、日本語では、「涅槃仏寺院」と呼ばれている。


仏の足の裏








6. バンコク市内1  暁の寺(ワット・アルン)


チャオプラヤ河 対岸がワット・アルン
2016.7.28
アユタヤツアーの翌日はバンコク市内を巡る。まずは、チャオプラヤ河を渡り、暁の寺(ワット・アルン)に向かう。雨季というのに、いい天気。チャオプラヤの水質も昔より改善しているみたいだ。



残念ながら工事中


ワット・アルンの急な石段
工事中で石段は途中までしか行けない。

帰りの船着場  5年前(2011)の水害の痕跡
2011年の水害は、タイ史上最悪で、ホンダやソニーなどの日本企業の工場も冠水し操業停止に追い込まれた。

5. アユタヤ遺跡3 ワット・ヤイチャイモンゴン (Wat Yaichaimongkhol)


ワット・ヤイチャイモンゴン (Wat Yaichaimongkhol)の入口

ワット・ヤイチャイモンゴン の涅槃仏


ワット・ヤイチャイモンゴンは、仏暦1900年(西暦1357年)に仏教学校として建てられたのが起源らしい。



戦勝祈念塔

アユタヤの時代には、騎馬戦ならぬ騎象で、ミヤンマー国王との一騎打ち勝負に勝利し、アユタヤ国を守ったという有名な国王の伝説があるらしい。

その時勝利したアユタヤ国王が戦勝を記念して建てた塔。






4. アユタヤ遺跡2 ワット・プラシサンペット(Wat Phrasisanpeth)






ワット・プラシサンペット(Wat Phrasisanpeth)



ワット・プラシサンペット(Wat Phrasisanpeth)


ワット・プラシサンペット(Wat Phrasisanpeth)は、当時の王宮の敷地に設営された王室専用寺院。西暦1448年に建立された。3つの塔には、国王の遺灰が
3代にわたり保存されている。

元は赤いレンガ造りのようだが、崩れるのを防ぐためか一部をセメントで覆ってしまい、外観が灰色になっているのがちょっと残念。レンガを残したまま修復できなかったものか・・・。





フラモンゴンのブロンズ仏像
タイでも最大級のブロンズ仏像で、12.45 mの高さがある。西暦1448年〜1602 年の間に建設された。
フラモンゴンのブロンズ仏像の入口

近くにある大きな菩提樹 
タイとミャンマーとの親善の木だそうで、
確かに手を繋いでいるように見える。



3. アユタヤ遺跡1 ワット・マハタート(Wat Mahathat)

2016.7.27

アユタヤ遺跡とは、14~18世紀に栄えたアユタヤ王朝の寺院(ワット)、宮殿の遺跡群。世界遺産に登録されている。

バンコク市内からは、順調ならバスで約1時間の距離。半日のお手頃ツアーがバンコクから出ている。

アユタヤは四方を川に守られている 

タイ王国の略史(外務省HPを元に作成)

13世紀       スコータイ王朝
14~18世紀       アユタヤ王朝
1767~1782       トンブリー王朝
1782~現在             チャックリー王朝
 
1932年       立憲革命

現在の国王はラマⅨ世。政治的には、2014年の軍によるクーデターにより、現在は軍事政権下にある。

ワット・マハタート(Wat Mahathat)入口


ワット・マハタート(Wat Mahathat)
ワット・マハタート(Wat Mahathat)は、アユタヤ王朝時代の寺院。ミヤンマー(ビルマ)に激しく攻撃されたらしく、2000年前のローマ帝国の遺跡かと思うくらい崩壊している。

赤い色はレンガ。貝殻を砕きモルタルにして貼り重ねている。


木に隠れて破壊を免れた
ワット・マハタートの仏頭



八角形の仏塔